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個人ブログ用プライバシーポリシー・免責事項の作り方【雛形(ひな形)あり】

個人ブログ用プライバシーポリシー・免責事項の作り方【雛形(ひな形)あり】
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
  • プライバシーポリシー・免責事項ってなに?
  • 具体的にどうやって書けばいいか教えて欲しい

アフィリエイトブログではプライバシーポリシー・免責事項の作成が必須です。

ところが「プライバシーポリシーなんて作ったことないし、よく分からない」と放置している方もいるのではないでしょうか。

実は私もブログを開設した当初、作るのが面倒で後回しにしていました。その後、大きなトラブルを起こす可能性があると知り、冷や汗をかきながら大急ぎで作成しました。

そこでこの記事では、初心者の方でも簡単に理解できるよう「プライバシーポリシー・免責事項に記載する内容と具体的な作り方」を解説します。

この記事を参考にすれば、ブログに必須のプライバシーポリシー・免責事項を30分ほどで作れます。

タクヒト

ブログを開設したら、すぐにプライバシーポリシー・免責事項を作成しましょう

プライバシーポリシーとは

プライバシーポリシーとは

プライバシーポリシーとは、訪問者の個人情報の集め方や管理方法、利用目的を明確に記載したルールのこと。「このブログでは、あなたの情報をこんな風に扱います」と説明するためのページですね。

設置していないと、個人情報保護法違反や読者とのトラブルにつながります。

個人情報取扱事業者は、個人情報を取得した場合は、あらかじめその利用目的を公表している場合を除き、速やかに、その利用目的を、本人に通知し、又は公表しなければならない。

出典:個人情報の保護に関する法律第18条|Wikibooks

WEBサイトで扱う個人情報に該当するものは次のとおりです。

  • お問い合わせフォームに入力するメールアドレス
  • アクセス解析ツールが取得するCookie情報

要するに「ほぼすべてのブログでプライバシーポリシーを作成しなければならない」ということです。

プライバポリシーと聞くと、馴染みがなく難しく感じるかもしれません。しかし、必要なポイントを押さえれば簡単に作れますので、安心して読み進めてください。

タクヒト

個人情報保護法違反や読者とのトラブルを避けるため、プライバシーポリシーは必須です

プライバシーポリシーに記載すべき3項目

プライバシーポリシーに記載すべき内容

ブログのプライバシーポリシーに記載する内容は次の3つです。

  • 個人情報の取り扱い方法
  • 掲載される広告について
  • アクセス解析ツールの使用

個人情報の取り扱い方法

個人情報の取り扱い方法について、具体的に記載すべき内容は次の7つです。

  • 収集する個人情報
  • 収集方法
  • Cookieの使用目的や拒否方法
  • 利用目的
  • 管理方法
  • 情報の開示、訂正、削除
  • プライバシーポリシー更新と変更の通知方法

特に利用目的の記載は必須。個人情報保護法により義務付けられているため必ず用意しましょう。

掲載される広告について

多くの広告サービスではCookie(訪問者のパソコンやスマホに一時的に保存されるデータ)を利用して、個人に合わせた広告を配信する仕組みです。

つまり、運営者が解析ツールで個人情報を取得していなくても、訪問者のCookie情報は広告配信サービスによって取得されます。

結果として個人情報を取得しているので、プライバシーポリシーに記載し訪問者に説明しなければなりません。

例えばGoogleアドセンス(Googleの広告サービス)のポリシーには以下の記載があります。

ウェブサイトに広告を掲載することによって、第三者がユーザーのブラウザに Cookie を保存したり、ウェブビーコンを使用したりして情報を収集する可能性があることについて、プライバシー ポリシーで明示すること。

出典:Google パブリッシャー向けポリシー|Google AdSenseヘルプ(2024年12月4日アクセス)
タクヒト

ブログを通じて広告サービスがCookie情報を収集。この仕組みについて明記します

次の4つの内容を記載しましょう。

  • 利用する広告サービス名
  • Cookieを利用して広告を配信すること
  • Cookieを無効化できること
  • Amazonアソシエイトで利益を得ていること(Amazonアソシエイト利用者)

上記内容を記載しないと広告サービスの規約違反となります。利用停止を回避するためにも、忘れずに記載しましょう。

アクセス解析ツールの使用

アクセス解析ツールは、CookieやIPアドレスを通じて訪問者のデータを収集します。これらは個人情報に該当するため、訪問者への利用目的通知が不可欠です。

実際Googleの規約には、次の内容を明記するよう記載されています。

  • GoogleアナリティクスがCookieを利用してデータを収集していること
  • Cookieを無効化できること
  • データの利用目的
  • Googleのデータ利用方針を参照できるリンク

Googleアナリティクス以外の解析ツールを利用している方は、ツールの利用規約を読みプライバシーポリシーへの明記が必要かチェックしましょう。

タクヒト

アクセス解析ツールの使用を明記しましょう

免責事項とは

免責事項とは

免責事項とは、ブログが提供する情報に関して「どこまで責任を負うか」を明確にし、運営者が負うべき責任の範囲を規定するための文章です。

免責事項が用意されていないと、予期せぬトラブル発生時ブログ運営者が全責任を負う状況に陥ります。

もちろんブログで提供する情報が間違っていたら運営者の責任です。しかし、運営者に関係ないトラブルまで損害賠償を求められる必要はありません。

例えば、「ブログで紹介された野球バットで素振りしたら腕を痛めた!紹介したブログが悪い!」と言われても困りますよね。

このような事態を防ぎ身を守るためにも、免責事項は必ず用意すべきです。

タクヒト

責任範囲を説明し、予期せぬトラブルから身を守りましょう

こちらのWEBサイトが分かりやすく解説しているので参考にしてください。
免責事項と注意事項は何が違う? その効力から職業別の例文までわかりやすく紹介。|弁護士保健の教科書Biz

免責事項に記載すべき2項目

免責事項に記載する内容

免責事項に記載する内容は次の2つです。

  • ブログが提供する情報の正確性、責任範囲
  • 外部リンク先の内容

ブログが提供する情報の正確性、責任範囲

ブログで提供する情報の正確性、責任範囲について次の2点を記載します。

  • 正確性:掲載している情報に間違いがある可能性
  • 責任範囲:掲載情報を参考に行動し、問題が起きても責任を取れないこと

責任範囲を明確にし、運営者が責任を取れないことが伝わるように書きましょう。

とはいえ、ブログ記事に書いた情報の責任は運営者にあります。免責事項があれば何でも許される、というわけではありません。注意しましょう。

損害賠償責任の全部を免除する条項、事業者の故意又は重過失による場合に損害賠償責任の一部を免除する条項や、事業者が責任の有無や限度を自ら決定する条項は無効。

出典:知っていますか?消費者契約法 p.4|消費者庁

外部リンク先の内容

ブログで紹介しているリンク先の情報について、ブログに責任がないことを伝えましょう。

「リンク先の商品を買ったけどすぐに壊れてしまった」このようなクレームが届いときに、責任を問われるリスクが下がります。

ただし外部リンクを貼る際は、悪質なサイトを紹介しないよう入念にチェックすべきです。

タクヒト

「外部リンク先の問題なのに責任を負わされた⋯」という事態を避けられます

その他記載するべき3項目

その他記載する内容

その他記載しておいた方が良い項目は次の3つです。

  • プライバシーポリシー・免責事項変更タイミング
  • 著作権
  • ブログへのリンク方針

プライバシーポリシー・免責事項変更タイミング

  • プライバシーポリシー・免責事項は予告なく変更されることがある
  • 変更があった場合は速やかに公表する

上記2点を伝えましょう。変更後のプライバシーポリシーや免責事項が適用される際に「知らなかった」といったクレームを防げます。

著作権

文章、画像、デザインの無断転載を防ぐため著作権について明言しましょう。著作権ルールの曖昧さは、運営者に次の不利益を招きます。

著作権ルールの不備によるトラブル

  • 他サイトにコピーされ、独自コンテンツと認識されなくなり検索順位低下
  • 意図しない用途で利用され、運営者自身がトラブルや批判に巻き込まれる

こういったトラブルを避けるために、無断転載の禁止を明記すべきです。

ブログへのリンク方針

他サイトから自由にリンクして良いことを伝えましょう。

リンクフリーと明記することで、他のブログ運営者や読者がリンクを貼りやすくなります。他サイトからのリンク数増加は、検索エンジンからの評価にも良い影響を与えます。

タクヒト

リンクフリーと明言し、被リンク獲得チャンスを逃さないようにしましょう

プライバシーポリシー・免責事項の雛形(ひな形)

プライバシーポリシー・免責事項の雛形(ひな形)

書く内容は分かったけど、具体的にどう書いていいか分からない」という方のために、雛型(ひな形)を用意しました。

こちらの内容を参考に、自身のブログに合わせて修正しご利用ください。

なお下記広告サービスや解析ツールを利用している方は、コピペすればそのまま使えます。

■広告サービス

  • Google AdSense
  • Amazonアソシエイト
  • A8.net
  • バリューコマース
  • もしもアフィリエイト
  • afb
  • アクセストレード
  • 楽天アフィリエイト

■解析ツール

  • Googleアナリティクス
  • Googleサーチコンソール

上記以外の広告サービスや解析ツールを利用している方は、各サービスの利用規約を読み必要であれば追記を忘れずに。

タクヒト

0から書くのは大変です、雛形(ひな形)を参考に書きましょう

プライバシーポリシーの雛形(ひな形)

1. 個人情報の収集と利用目的

当サイトでは、以下の目的のために個人情報を収集する場合があります。

収集する情報:名前、メールアドレス、IPアドレス、Cookie情報など。
利用目的:お問い合わせ対応、サイトの利用状況分析、広告配信の最適化。

収集した情報は、これらの目的以外には利用いたしません。

2. 個人情報の管理

当サイトは、収集した個人情報を適切に管理し、不正アクセス、紛失、改ざん、漏洩を防ぐための措置を講じています。また、以下の場合を除き、第三者に個人情報を提供することはありません。

法令に基づく場合
ご本人の同意がある場合

3. Cookieの使用

当サイトでは、訪問者の利便性向上や広告配信のためにCookieを使用しています。Cookieは、訪問者のブラウザに保存される小さなデータで、個人を特定するものではありません。Cookieを無効化する場合は、お使いのブラウザの設定をご確認ください。

4. アクセス解析ツールの利用

当サイトでは、Googleアナリティクス、Googleサーチコンソールを利用して訪問者の行動データ(閲覧ページ、滞在時間、アクセス元など)を収集しています。このデータは匿名化されており、個人を特定するものではありません。GoogleアナリティクスではCookieを使用してデータを収集しますが無効化できます。

詳細については、Googleのポリシーと規約およびGoogleアナリティクス利用規約をご参照ください。

5. 広告配信

当サイトでは以下の広告サービスを利用しています。

Google AdSense
Amazonアソシエイト
楽天アフィリエイト
A8.net
もしもアフィリエイト
afb
バリューコマース
アクセストレード

これらの広告サービスでは、訪問者の興味や関心に基づく広告を表示するためにCookieを使用する場合があります。

広告サービスは、訪問者のブラウザにCookieを保存し、訪問者の行動履歴や閲覧履歴を基に広告を配信します。これらのデータは匿名化されており、個人を特定するものではありません。

訪問者は、ブラウザの設定を変更してCookieを無効化することができます。また、Google AdSenseに関する広告のパーソナライズを無効化するには、Google広告設定ページをご利用ください。

当サイトは、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

免責事項の雛形(ひな形)

1. 情報の正確性と責任範囲

当サイトは、正確な情報を提供するよう努めていますが、その内容の正確性、完全性を保証するものではありません。訪問者が当サイトの情報を利用した結果について、運営者は一切の責任を負いません。

2. 外部リンクの利用

当サイトには外部リンクが含まれていますが、リンク先の内容や安全性について運営者は一切責任を負いません。外部リンクを利用する際は、訪問者自身の責任で行動してください。

その他項目の雛形(ひな形)

1. プライバシーポリシー・免責事項の変更通知タイミング

当サイトは、必要に応じてプライバシーポリシーや免責事項を変更する場合があります。変更後の内容は、本ページに掲載された時点で効力を持つものとします。

2. 著作権

当サイトに掲載されている文章、画像、動画、デザインなどのコンテンツは、運営者に著作権が帰属します。無断転載や使用はお控えください。利用をご希望の場合は、事前にお問い合わせください。

3. リンクフリーの方針

当サイトはリンクフリーです。事前の許可や連絡は不要です。ただし、公序良俗に反するサイトからのリンクはお断りします。リンクを行う際は、当サイトの趣旨に反しないようお願いいたします。

プライバシーポリシー・免責事項の作り方2ステップ

プライバシーポリシー・免責事項の作り方2ステップ

プライバシーポリシー・免責事項は、簡単にアクセスできる位置に設置しましょう。一般的にフッター(ページ下部)に配置するサイトが多く見られます。

WordPressブログでは次の2ステップで作成できます。

  1. 固定ページを新規作成
  2. フッターにリンクを追加

ステップ1:固定ページを新規作成

まずWordPressにログインします。

固定ページ作成方法1

「固定ページ」「新規固定ページを追加」を選択します。

固定ページ作成方法2

記事タイトルに「プライバシーポリシー・免責事項」と記入。

本文に「制定日、最終改訂日、代表者名、各項目」を入力します。

固定ページ作成方法3

画面右側からリンク横の「/○○○○」をクリック。

「privacy」と入力します。

■プライバシーポリシー・免責事項はインデックスさせるべき?

原則プライバシーポリシーはインデックス(WebページがGoogle検索エンジンのデータベースに登録されること)させるべきです。なぜならプライバシーポリシーを検索して読みたい人もいるから。

GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏も、プライバシーポリシーはインデックスさせるべき、という趣旨で発言しています。(参考動画の13:01〜)

ただし他のサイトをコピペした場合、「no index」にチェックを入れても良いでしょう。コピーコンテンツとみなされる可能性があるからですね。

ステップ2:フッターにリンクを追加

フッターにリンクを追加する方法1

画面左側の「外観」「メニュー」を選択。

フッターにリンクを追加する方法2

メニュー名に「フッター」と入力。

フッターメニューに「チェック」を入れます。

「メニューを作成」をクリック。

フッターにリンクを追加する方法_参考

メニューを作ったことがない方は、「新しいメニューを作成しましょう」を選択します。

フッターにリンクを追加する方法3

メニュー項目を追加欄にある「プライバシーポリシー・免責事項」にチェックを入れ、「メニューに追加」をクリックします。

フッターにリンクを追加する方法4

「プライバシーポリシー・免責事項」が追加されたら、「メニューを保存」をクリック。

フッターにリンクを追加する方法5

ブログトップページに移動、「プライバシーポリシー・免責事項」が画面下部のフッターに追加されていることを確認します。

タクヒト

以上で設定完了です、お疲れ様でした!

まとめ:ブログ開設後すぐにプライバシーポリシー・免責事項を作成しよう

まとめ:ブログ開設後すぐにプライバシーポリシー・免責事項を作成しよう

個人ブログでもプライバシーポリシー・免責事項の作成は必須です。設置していないと、読者とのトラブルや個人情報保護法違反につながります。

ブログを開設したら早い段階で作成しましょう。記載すべき内容は次のとおりです。

■プライバシーポリシーに記載すべき3項目

  • 個人情報の取り扱い方法
  • 掲載される広告について
  • アクセス解析ツールの使用

■免責事項に記載すべき2項目

  • ブログが提供する情報の正確性、責任範囲
  • 外部リンク先の内容

■その他記載すべき3項目

  • プライバシーポリシー・免責事項変更タイミング
  • 著作権
  • ブログへのリンク方針
タクヒト

トラブルを避けるためにも、ブログを開設したらなるべく早く作成しましょう

プライバシーポリシー・免責事項が作れたら、次はお問い合わせフォームを作成しましょう。

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参考になればうれしいです。ありがとうございました。

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